山崎正友が著書において北林芳典が日本共産党委員長・宮本顕治邸電話盗聴事件に関与したとの虚偽の事実を書き、その名誉を棄損したので、そのことを請求原因として損害賠償請求裁判を提訴し勝訴した。
- 原告 北林芳典
- 被告 山﨑正友
平成15年 11月11日 |
提訴 |
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平成17年 6月6日 |
証人出廷 北林芳典証言 |
平成18年 1月23日 |
東京地裁 原告・北林芳典 勝訴 |
平成18年 8月24日 |
東京高裁 原告・北林芳典 勝訴 |
平成18年 12月12日 |
最高裁 原告・北林芳典 勝訴確定 |
本件訴訟は山崎正友著「『月刊ペン』事件 埋もれていた真実」(2001年4月 第三書館刊行)において、日本共産党・宮本顕治邸の電話盗聴事件に関与したと虚偽を記したので、名誉毀損を請求原因として訴えをなしたものである。
山崎は実に執念深い男である。山崎の悪事の真相を報ずる私に対し徹底して宮本邸電話盗聴犯のレッテルを貼ろうとした。山崎は長年にわたって同様の主張をし続けるという態度をもって、私が盗聴犯であるとの印象を社会的に作ろうとした。また裁判になった場合も、同様の主張をし続けることにより私がクロであるとの心証を裁判所側に得さしめようと謀ったのである。 この山崎の謀略的記述も裁判にたえうるものではなく、私は裁判において勝訴した。